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2018年度第2回TA研究部会幹事感想

2018年度第2回TA研究部会幹事感想
7月21日(土)立正大学心理学部教授・日本産業カウンセリング学会会長の小澤康司先生
テーマ「不確実な社会を生き抜くために~変化する社会の中で人生の意味と価値を創造しよう~」

 今回はTA研究部会の隣接分野の講座では10年振りに「キャリア」分野の先生をお招きての講座でした。
 人生100年時代を迎えて、キャリアに対する考え方が随分と変わってきていている、ということで午前は21世紀のポストモダンなキャリア理論に至る、主なキャリア理論の変遷を世界や日本の産業、社会状況との対比を交えての講義中心、午後は先がどうなるか不確実で変化する社会の中ではキャリアは個々に自分の価値観をもとに創り出していくもの、ということで内的キャリアを探るキャリアアンカー、ライフキャリアストーリー等のワークが中心でした。
 人生100年時代では、2007年(平成19年)生まれ、現在10歳の平均寿命が何と107歳!とのお話に、ということはその年齢を超えて生きる人が何人もいるということ?と驚くと同時に100年時代が急に実感となって迫ってきました。午後、ライフデザイン理論のマーク・サビカスのキャリアストリーインタビュー法を体験しましたが、ライフキャリアストーリーのワークはTAの「脚本」との関連性もあり、キャリアに馴染みの薄い参加者の方にも好評でした。
 小澤先生の親しみ深いお人柄もあって参加者の皆さんワイワイと小さい頃好きだったヒーローは?あこがれの人は?好きな雑誌や映画は?といったインタビューに大盛り上がりで、小澤先生もTA研究部会参加メンバーの前向きで熱心な様子に驚かれていました。実は先生は他にもワークをいくつかご準備いただいていたのですが、ワークの思いの他の盛り上がりもあり、時間の都合上、実施できなかったワークがあったことは、幹事としては少し心残りでした。どこかで機会があれば幻のワークをやってみたいなと思っています

以上

幹事(運営委員 杉江伸一朗・鈴木睦子・長洲恵美子)

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