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2019年度 第5回 幸福経営学入門+ウェルビーイングプログラム体験版 幹事感想

2019年度 第5回 幸福経営学入門+ウェルビーイングプログラム体験版 幹事感想

【幸福な社員は3割生産性が高い】

11月のTA研究部会は幸福学で有名な前野隆司先生(慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)

午前は幸福に関する理論と事例、午後は幸福の体験学習、皆さん笑顔で帰られました。

◎幸福学

この分野は1980年代にスタートし色々なエビデンスがある。幸福感の高い社員の創造性は3倍、生産性は31%、売上は

37%高い。幸福度の高い従業員は欠勤率、離職率が低い(ハーバードビジネスレビュー2012年5月号P62~63)。

幸せな人は長寿(7.5年~10年長寿)。免疫が機能。

幸福年齢曲線は40,50歳台が低く、60以降が上がるUの字型。老年的超越感で細かい事を気にしなくなり悟りに近い。

日本では寒天メーカーの伊那食品工業は「年輪経営」をうたっており、給料は少しずつ上がる。社長は売上、利益をうるさく

言わない。社員一人一人が考え、数十年間少しずつ成長。現在は国内市場80%のシェア、世界で15%シェア。「良い会社に

したい」が経営理念。

 

◎幸福の4要因

前野先生が日本人1500人に幸福に関してアンケートを取り因子分析し集約された。

①          やってみよう因子(夢・目標・強味)

②          なんとかなる因子(楽観、自己受容)

③          ありのままに因子(自分らしさ)

④          ありがとう因子(感謝、利他、許容、承認、信頼、尊敬)

 

◎幸福度向上法

3人一組になって体験をシェアする。テーマは「今までの人生でとっても幸せだった時は?」「これまでの転記は?

「わくわくする夢・目標は?」

そしてこれを簡単な寸劇(スキット)にする。13組のチームが上演。好演が続出し、笑いあり、ジーンと来るものあり。

お互いがお互いの人生を認め合い、幸せな気分で講座が終了しました。

(第5回幹事  藤原 勝、吉田謙、吉田宏)

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