【2023年度2回ユール洋子先生】

2023年度第2回は　2023年7月22日に米国NLP協会公認トレーナー認定ソーシャル・パノラマ上級コンサルタント著名人通訳・翻訳家の ユール洋子先生お招きし「セルフ・マスタリー～最新ポジティブ心理学と自己実現力 を高めるNLP（神経言語プログラミング）～」題してお話しいただきました。

幹事感想は以下のとおりです。

【幹事感想】

ＴＡ研究部会７月度講座では、ユール洋子先生にご登壇いただきました。ユール先生をお呼びするきっかけは、昨年長野県水輪で行われたイベントで出会ったことです。先生のしなやかで前向きなお姿に引かれて、ご登壇をお願いしたところ、快くお引き受けいただいたということです。

テーマは「セルフ・マスタリー～最新ポジティブ心理学と自己実現を高めるＮＬＰ」です。

「セルフ・マスタリー」とは、私は初めて聞くキーワードです。

先生は、米国ＮＬＰ認定トレーナーの資格をお持ちで、国際的活動をされていて、例えば第１４世ダライラマ猊下のカンファレンスでの通訳をされたり、ポジティブ心理学創始者マーチン・セリグマン博士の通訳等国際的著名人の通訳を数多くされています。

冒頭、かなりパワーフルな口調での講義に圧倒される思いでした。最初のグループワークでは、「私は今どうな感じ」を一人４分で紹介し、グループメンバが夫々、紹介しあうというワークでした。私は、本セミナーの準備の中で齟齬があり、気分的に落ち込んでいました。でも、自分の感じを話しているうちに、まあ～いいかの気持ちが湧き出てきて、気分的に救われる思いでした。「マルチレベルの自己紹介」では、「メタファ」は何というのが私とっては新鮮な体験でした。私は「小枝が多い常緑樹」としました。小枝が多いと鳥は数多く来てくれるし、鳥の鳴き声は癒しに繋がるからです。余談ですが、我が家は住み始めて５０年、その間北側は空き地でして、雑草と林のある場所です。鳥の声も絶えず聞こえますし、鹿や狸も出没するところです。改めて思うとこんなに恵まれた環境に感謝・感謝という思いが湧き出てきました。

「地図とワーク」も面白かったです。３～４人のグループで仕事とは何についてそれぞれが発表しあうものでしたが、同じキーワードがあれば１点とカウントする一種のゲームというか、遊び要素のあるワークでした。Zoomのグループは３点が出て、先生よりこのワークをやって初めてのことだとのこと。講義と実習と繰り返しで時間が経つのもあっという間でした。

最後のワークは、「自分のセンターを知る」でした。二人で組んで、ＣＯＡＣＨステートは自分の右前、ＣＲＡＳＨステートは自分の左前として、最初はセンターに立って、二人のどちらかが誘導して、他方が行動するというものでした。ＣＯＡＣＨはポジティブ、ＣＲＡＳＨはネガティブとそれぞれ本人が感じて立つ位置を移動するというワークでした。やっているうちに何故かネガティブな気持ちは薄れて、まあいいかというポジティブな気分になったものです。

最後は、「理想的な１日」について、各人が「もっとやること」を記入し、「もっとやらないこと」も書き出すワークでした。自然と心がなごみ、前向きな気分となりました。

２０２３年度７月度講座幹事（鈴木　三千世、吉田　宏）

　　　鈴木 三千世　　　　　　　吉田 宏