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2017年度第4回TA研究部会幹事感想

【10月14日 杉田峰康先生のTA講座とワーク】

 2017年度第4回TA研究部会は杉田峰康先生(福岡県立大学名誉教授、日本交流分析学会名誉理事長)による「交流分析の最終ゴールとしての脚本治癒 ~エリック・バーン、ダイアナ元皇太子妃の脚本を分析する~」を開催しました。 

 「あなたは何歳まで生きますか?」、この意表を突く導入から始まり、「どうしてそう思うのですか?」、「じゃあ今日は最後になったら違うように思えるかも知れませんねー。」

・・・日頃から関心を持っている身近な題材から始まり、私たちはたちまち杉田ワールドに引き込まれました。 

 講座は、ユーモアも交えて進みます。「60歳で心臓病で亡くなり、何回も離婚したんですよ。このような人の理論を知りたいと思いますか?」とエリックバーンの生涯と脚本を語り、

「あんなに頭のいい人がどうして犯罪をしてしまうのでしょうねー。」、「『頭の私』と『体の私』、健康な人は密接に関連しているのですけどねー。」と有名政治家や話題の人などを挙げてその人の人生脚本を考えたりしました。 

 さらにダイアナ妃の生涯と人生脚本について詳細に解説し、最後は空椅子を用いたワーク。

「ゴキブリが怖いですか?」、「じゃあ、怖くないようになりましょうねぇ」、「なりたいですか?」「あいつはケチだ、と言うやつはたいがい自分の中にケチがいるのですよ。」(投影)

 禁止令についての解説では、「あなたの伸び伸びとした姿ではなく、親が良いと思うものを形にしたもの。殆どの命令が二重拘束なのです。」、「『ママの言う通りに、自分の事は自分でするのよ!』、これじゃあ子供はどうしたらいいかわかりませんよねー。」と話して下さった。 

 杉田講座の魅力、素晴らしさは、勿論、ミスターTAと呼ばれる先生が、TA理論やゲシュタルト療法、およびその他の心理学周辺領域を超えて深い知識で直接ご教授下さることですが、それだけではありません。

精通されているTA理論を、私たちに分かりやすい言葉に変換して示して下さいます。数々の練りに練られた言葉が、まさしくピタリ、ピタリと私たちの心の的に当り響くのです。また、先生が常に受講する私たちのことをリスペクトして下さるのを感じます。TA理論に精通されているだけでなく、ご自身がTAを本当に深く実践されている事を示して下さるのです。

まだまだ、多くの事を先生からお教え頂きたい、だから来年もまた受講したいと改めて思った講座でした。

(TA研究部会運営委員 石川 任)

 

 

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