2024年度運営委員の声 2025年1月 江花昭一先生
2025年1月18日(土)にはTA研究部会2024年度第7回を開催しました。
当日は、神奈川大学保健管理センター長で日本交流分析学会 理事長の江花昭一先生をお招きし、We are OK」からスタートすれば、あなたも私も、いつでもOK!~ コ・クリエイティブTAの世界を共に実践しよう ~」と題してお話しいただきました。大変好評でした。
幹事感想は下記のとおりです。
【幹事感想】
1月度のT A研究部会は江花昭一先生(日本交流分析学会理事長、神奈川大学保健管理センター長)の「WE ARE OK」からスタートすれば、あなたも私も、いつでもO K!でした。
今回は「コ・クリエイティブT Aの原理」「バーンのT A理論の読み直し〜コ・クリエイトT Aへ」「T Aの3つの輪」について体系的に学ぶことができました。
確かに今まで学習してきたT Aは「個人」中心で「We」から捉えるというものではありませんでした。日本では「フィールド(場)」を大切にしてきたので、あえて「場」を意識する必要が感じてきませんでした。しかし、場の雰囲気が悪ければ個人のせいにしたりして、ネガティブに捉えたかもしれません。今日の江花先生の講義で、「We」から捉え、コ・クリエイティブに創ってゆくことの大切さに気づかされました。
「過去は現在を決定しない」という言葉にハッとしました。脚本分析で習ってきたことと違うのではと疑問に感じてしまいました。江花先生より「過去の影響は受けているが、決定は今ここの自分が決定する」のでネガティブな決定をするかポジティブに決定するかは現在の自分だということに気づかされました。
交流分析が、第一世代:バーンの交流分析(体験重視)→第二世代:バーン以降の交流分析(行動・機能性重視)→第三世代:現代の交流分析(関係性重視・コクリエイティブT A)と発展してきたことの話を聞いて、交流分析の可能性を十分に感じることができました。
江花先生の分かりやすくかつ深い講義に感銘を受けました。1日を通して、楽しくポジティブに学ぶことができました。ありがとうございました。
(担当幹事 吉田謙、吉田久美)
以上