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2015年度第3回TA研究部会幹事感想
【2015年度第3回幹事感想9月12日 ボディサイコセラピー】
昨日のTA研究部会は国永史子先生の「身体は語る ボディサイコセラピー~身体から読み取れる過去の体験~」。
身体に感情・性格が現れる(筋肉の鎧、性格の鎧)という考えはフロイドの弟子ウィルヘルム・ライヒ、アレクサンダー・ローウェンについて体系づけられ、最近の神経科学や胎児・乳幼児の観察実験で証明されています。
赤ちゃんに対して母親が笑いもしない静止した顔(スティルフェイス)になってもらう実験の紹介は衝撃的でした。赤ちゃんは不機嫌になって怒ったり泣いたり最後は無気力になるそうです。
母親の胎内にいる時から人は筋肉や神経がストレスに対応できるよう体を作り変えるんですね。そして目、口、首、肩、背中、骨盤、足にその特徴が出ます。身体から見る性格診断を教わりました。
午後は実習。ローウェンの提唱したバイオエナジェティックのグラウンディングを習いました。足でしっかり立って自分の力を再確認します。これで呼吸をし、声を出すのでエネルギーが出てすっきりします。
片目を隠して他メンバーから目の表情についての印象をフィードバックしてもらう実習も興味深いものでした。自分でやると左目は意思が強く出るのに右目ではなんとなく依存的な気分になるのは発見でした。
最後に首を左と右にゆっくり曲げるエクササイズ。左は苦手な基本をしっかり学ぶ印象、右は得意なことを積極的に自信を持って進めていくイメージが湧きました。
「身体」は本当に不思議。さらに学んで行きたいと思います。
藤原 勝
<幹事より>
TA研究部会の運営委員をさせて頂いている中で、不慣れながらも、あの様な広い会場で司会・進行をさせて頂いた事が少しずつでも私の経験値を高めて行けて有り難く存じております。改めて皆さまに、感謝申し上げます。 鈴木 三千世
参加者、運営委員のおかげで初幹事が終わりました。ありがとうございました。
藤原 末起子