２０１８年度第３回TA研究部会幹事感想

９月８日（土）安部朋子先生

「TA組織論〜エリック・バーンのTA組織論のご紹介〜」

　エリックバーンのTA組織論はとてもシンプルな理論ですが、これを活用すると組織運営に応用ができると納得しました。
　組織はグループが集まり、それぞれのグループが役割を持った集団ということを「かくれんぼ」を使って説明されましたが、とても分かりやすく理解できました。難しい言葉を使わなくても、こんなに分かりやすく説明できるのだなと感心しました。バウンダリー（境界線）を使って組織運営する中で起きる問題を説明され、組織の仕組みの分析、診断では、役割ダイヤグラム、名簿ダイヤグラム、人事ダイヤグラム、スケジュールを活用することの大事さを伝えていただけました。シンプルな理論ですが、汎用性あり、組織で起きる様々な問題が整理でき、とても活用しやすい内容でした。
　参加者の皆さんからその都度質問を受けながら、具体的な事例を基づきながら解説していかれましたので、全員が理解されたことと思います。先生の親しい人柄と関西弁でのやりとりで会場が和み、熱気と笑いのある楽しいセミナーとなりました。エリック・バーンの組織論は新鮮でした。もっと学んで広げて行きたいと思いました。

（幹事：吉田宏、鈴木睦子、吉田謙）