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2018年度第7回TA研究部会幹事感想

2018年度第7回TA研究部会幹事感想
1月19日(土)杉田峰康先生

「日本人に合った交流分析の発展を考える
~スピリチュアリティと実存主義的交流分析~ 」

 今回の講座は哲学的内容も盛り込まれ、生きる意味に通じる深い話を頂きました。
 前半では、ユング心理学やその他の理論にについて触れながら、TAの「P」「A」「C」をコントロールする「S」(セルフ)やM.ジェイムスが提唱した「内なる核」について等の解説がありました。また、自我心理学的交流分析から相互交流分析へという提唱も頂きました。
 中盤では東西交流分析比較や、自然との関わり、自然の下で生きること、さらにスピリチュアルな経験等についてお話し頂き、後半では「生きる意味」についてフランクルの「夜と霧」、や実際に起こった症例を交えながら「3つの価値観」(創造価値、体験価値、態度価値)を講義して頂きました。

 今回の内容は杉田先生が永年、交流分析に携わられ、研究された所にあるスピリチュアルな精神世界や、日本人にあった交流分析についてお話し頂くという、いわば先生の集大成について、その一端を教えて頂けた貴重なセミナーとなりました。
 1月の寒い中でしたが、熱心な参加者の皆様に多数ご参加頂き感謝申し上げます。

(幹事:石川、田口)

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