８月６日(土)には東京都中央区にある八丁堀区民館で「ＴＡビギナーのためのＴＡ入門講座」を開催しました。当日は交流分析学会会委員でＴＡ研究部会運営委員の吉田謙先生にお話しいただきました。

 「講座の概要」および「受講された皆様の感想」は以下のとおりです。

 <講座の概要>

吉田謙先生からご自身の自己紹介やTAとの出会いについてお話しいただき、受講者の皆様全員から自己紹介とＴＡ入門講座に期待すること等をお話しいただき、和気藹々とした雰囲気の中で講座がスタートしました。

エリック・バーンの紹介やTAのねらい(自己理解と気づき、自発性、親密さ)やTAの哲学(１．人は誰でも自分で考える能力を持っている。２．人は誰でも自分の運命を決めることができる。３．その決定は変えることができる) さらにはTAの学び方(「１．TAの理論を自分に当てはめて分析　２．「今、ここ」の自分の能力の可能性と自己変容　３．「他人は変えられないが、自分は変えられる」)についてご説明いただいた後、下記の内容について詳しくお話しいただきました。

１．自我状態分析

２．やりとり分析

３．ストロークとディスカウント

４．対人関係における基本的態度

５．心理ゲームの分析

６．時間の構造化

７．人生脚本の分析

 <受講者された皆様の感想>

• 具体的な事例で説明いただき、ワークもあり、さらに理解が深まりました。
• ＴＡ理論の基本の部分を理解することができたので、自分なりにかみ砕いて、今後の他者とのコミュニケーションの中で活かしたいと思います。
• 職場だけでなく家族との関わりでも活用できると感じました。
• 今まで無意識にとっていた行動もTA理論の中で説明できることがわかり、今後の自分自身の行動の変化にもつなげられると思いました。
• 今回TA理論を学んだ中でこれまで経験に基づいて行動してきたことが頭の中でも整理され自分としていろいろと気づくことができました。