2023年度第3回は　2023年9月9日に筑波大学医学医療系社会精神保健学教授で医学博士の斎藤環先生お招きし、「オープンダイアローグ～「対話」はいかにして可能か～」と題してお話しいただきました。大変好評でした。

幹事感想を下欄に掲載しました。↓

【幹事感想】

9月度のT A研究部会は斎藤環先生（筑波大学医学医療系社会精神保健学教授　医学博士）の「オープンダイアローグ〜「対話」はいかにして可能か〜」でした。薬物療法に頼らず「対話」の力で統合失調症やうつ病などの精神疾患を治すという画期的な内容の講座です。

 オープンダイアローグを知ったのは、国立市にある訪問看護ステーションの知人が、オープンダイアローグを学んで、導入し始めたらとても良い効果が生まれつつあるという話を聞いたからです。その話を聞いて、斎藤環先生の「オープンダイアローグとは何か」（医学書院）を読んだところソリューションフォーカスのリフレクティングにとても似ており、早速カウンセリングに取り入れました。活用したところうつ病の患者さんが短期間で回復しました。もっと本格的に学びたいと思い、斎藤環先生に連絡をしたところ、気持ちよく講義をお引き受けいただき、今回の講座が実現しました。(吉田謙)

<担当幹事(運営委員)>

    吉田謙　　杉江伸一朗