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2023年度運営委員の声 2024年1月 渡辺トヨ子さん

2024年1月13日(土)にTA研究部会2023年度第7回を開催しました。

2024年1月13日(土)にはTA研究部会2023年度第7回を開催しました。2023年度第7回は、特定非営利活動法人ゲシュタルトネットワークジャパン(GNJ) ファシリテーターの渡辺トヨ子さん、特定非営利活動法人ゲシュタルトネットワークジャパン(GNJ)・東京主催者の田中千恵子さんをお招きし、「ゲシュタルト療法の基本的な概念~手放した「真の自己」を回復するアプローチ~」と題してお話しいただきました。ワークもあり、大変好評でした。幹事感想は以下のとおりです。

     

渡辺トヨ子さん  田中千恵子さん

【幹事感想】

 【これがゲシュタルトですか!?トヨ子さんの講座】

TA研究部会の1月度講座はゲシュタルト療法学会のファシリテータ―・スーパーバイザーで非常に人気のある渡辺トヨ子先生が講師で、

「ゲシュタルト療法の基本的概念~手放した“真の自己”を回復するアプローチ~」でした。

 講師を数年来お願いしていましたが、「理論講座はちょっと」とご遠慮されていたのが、今回念願かなってご登壇いただきました。企画と

デモは田中千恵子さんでした。

 今回は午前中は理論と実習、午後は個人ワークでした。

 理論は「真の自己」を回復する為に五層一核の話でした。

人は気づくために5つの層を経ていくというゲシュタルト療法開発者Fパールズが唱えた理論で、最初は挨拶の層、次が役割の層。

個人ワークをする人が最初、「こんにちは」と挨拶され、次に「こんなことを解決したい」とクライアントの役割を果たします。

 3つ目がインパスの層で、つらい話をしている中でどっちに行っていいかわからない混乱した状態です。

 4つ目の層が内破の層。苦しいけれど深く感じます。

 最後の5つ目が外破の層でエネルギーが爆発します。すると本当の自分「真の自己」に出会い、「あるがままの自分でいい」という心境に

なり落ち着きます。

 午後は3人の方の個人ワークでしたが、皆さんこの五層一核のプロセスを体験されました。

 ゲシュタルト療法の体験は初めての方ばかりでしたが、「これがゲシュタルト療法ですか。話に聞くのと体験するのとずいぶん

違いますね。やれてよかった」との感想でした。

他の方の個人ワークを見ている方も「自分のことを話されているみたいで気づきがあった」「トヨ子さんの話を聞く間が良い,

クライアントに着いていきつつも自分の感覚を大事にされていて参考になった」と好評でした。

  【担当幹事 運営委員】

(担当幹事 鈴木三千世   藤原 勝 )

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