2023年度運営委員の声 2024年2月 門本 泉 先生
2024年2月17日(土)にはTA研究部会2023年度第8回を開催しました。2023年度第8回は、大正大学心理社会学部教授 日本TA協会会長 国際TA協会教授会員(心理療法)の門本 泉 先生をお招きし、「再決断の再定義~実ってはじける行動変容~」と題してお話しいただきました。ワークもあり、大変好評でした。
【幹事感想】
【大人になっての再決断!門本泉先生の講座】
2月度のTA研究部会は門本泉先生(大正大学教授、日本TA協会会長、国際TA協会元副会長)の講座。
テーマは「再決断の再定義~実ってはじける行動変容~」。
門本先生は専門的な内容を笑顔でわかりやすく説明してくださいます。
前半は再決断療法の創始者Gouling夫妻の動画を上映しながら、エッセンスのご紹介。
リラックスして非常に自由な雰囲気。TAの古典派が「今ここの冷静なA(アダルト)重視」」に対し、
自由で活力のあるC(チャイルド)重視。
禁止令、脚本などTAのスタンダード理論のわかりやすい解説があるのでお得な気分。
後半は、「仕事人としての」マイクロ再決断。エンプティチェアを使わなくても一人で気づいていく実習です。
設問は、仕事人としての思い出を書き、考え方が変わった転機を思い出す。そこで何を手放し、何を手に入れたか、
そしてどう行動したかをメモしていきます。
私は
- 前職で営業だった時、クレームの陳謝と進捗報告で全国を回ったこと
- 仕事がいっぱいで過労死しそうになったこと
- アメリカでのゲシュタルト療法のトレーニングで英語がわからず苦労したことなど思い出しました。
どれもその時は大変でしたが、工夫してやり抜いたことはいい経験になったと思うし、今の生き方、仕事の進め方、自信につながっていると身体の底から力が湧いてきました。
その経験を3-4人の小グループで話し合いますが、他の方の人生の一コマを伺うことで感動がありました。
再決断について新たな発見があった1日でした。
(担当幹事 藤原 勝 鈴木三千世)