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2011.1.8第7回幹事感想
野間先生の講演で印象的な言葉は次の言葉。
値引き(ディスカウント)における<4つの受動的行動>は
- 何もしないこと- 過剰適応- イライラ- 無能力・暴力 である。
学生時代からサービス業に身を置いている自分にとって、2番目の過剰適応はまったく新しい解釈だった。
相手にとって「良かれ」と思ってすることが実は「良くない」ことがあるのだ。
私は、他人の欲求が自分の欲求と同じだと思い行動してしまうことがたいへん多いが、実はそれは相手に迷惑になっていることがあるのだ、、、と。頭ではわかっていたつもりでも、相手の意思も確かめずに思い立ったら行動してしまったり、旅先で食べた菓子が美味しいかったから、とか、自分が使って便利だったからとなにも考えずに同じものを求めて親族・友人達に渡してきたこと等おおいにあった。何やらとても大きな衝撃を受けた。
今一度、本当の意味での「気配り」や「相手を思いやる気持ち」を考えるきっかけをもらったセミナーになった。
<更に 数日たって>・・・上の感想文を記してからしばらく経つ。
化学反応がすこしづつ起きているように、ふと過剰適応を思い出しては、目の前のシチュエーションにあてはめて考えている自分がいる。
かなりのボディーブローとなったと改めて野間先生に感謝する。
きっと明確な答えは出ないけれど、こんな表現ならできる。私はこう思うけど、相手は必ずしもそう思わないかもしれない。
それをふまえて行動すれば、相手の反応に心の準備をすることができるし、相手を配慮する気持ちも生まれる。
そして、行動そのものにも加減が出来るというもの。あとは、その前後のコミュニケーシ ョンがフォローしてくれる。
こんな意識をもつことが、今までとは少し違う自分をつくってくれると。
橋本由香